おはようございます。3分サプリいとうです。
新学期が始まりましたがお子さんは元気に学校に登校していますか。我が家では、さっそく「頭が痛い」と休む日があったりしました。本当に、痛いのかもしれませんしメンタル的に行きたくないのかもしれません。原因はわかりませんが、そんな日があってもいいと思います。
しかしながら、人によっては、
- 頭が痛いって言ってるけど元気じゃん
- 休むなら他のことしっかりやりなさい
- また休むの?
- 学校休むと勉強がついていけなくなるんじゃないか
- ダメな人間になる!
とパートナーから言われてしまうこともあるかもしれません。私自身も過去に同じようなことを言われたことがありますが
こういったことを言いたくなる気持ちもわからなくはありません。
では、なぜこんな風に言いたくなるのか考えたことがありますか?
また学校休むの?と言ってしまう原因
こういったことを言ってしまう背景には、
- 過去の実体験(頭が痛いと言って何週間も休んだ等)からの不安
- 将来の見えない不安
- 自分の実体験からの固定概念(学校を休むなんてありえない)
- 周りやパートナーからの目
が考えられます。
特に、パートナーからの目は、評価をされているわけでもないのになぜか気になってしまうということが往々にしてあります。ご自身や、パートナーが子供にくどくど言ってしまうという方は、どの背景が自分に当てはまるのかを一度振り返ってみてくださいね。
背景がわからないと原因は払拭できない
なぜ、背景を振り返ってもらったかというと、何に嫌な思いをしているのかということがわからないと解決方法が見つからないからです。
それぞれの子育てに同じ方法が使えないのと同様に、人それぞれアプローチの仕方が異なります。
こういった悩みを早期に解決するには、根本的な問題に自分で気がつくことが大切です。
ここで、思考力を育てる一つのワークを行ってみましょう。
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ワーク1◇お子さんが目の前の宿題に取り組めない時あなたならどうしますか?
時間は、40分ほどしかなく宿題は40分ではこなせそうにありません。子供もパニックになって「できない!」と叫んでいます。どのように宿題に取り組ませますか?[/box]
いかがでしょうか。お時間のあるときに想像してみて下さい。日常的によくある風景ですが何度も繰り返し行ってしまう場面かなと思います。
この事例は、我が家で今朝起こった事例なのですが、我が家の解決方法をシェアさせて頂くと、
「できない!」まま学校に行かせることも一つの方法ですが、まずは子供にもできないことに対して向き合うことを
学んで欲しいと思うので感情的になっている部分をまず落ち着かせてから、
- あなたはどうしたいのか
- どこまでならやれそうなのか
- 何が苦手だと思っているのか
の手助けをしました。
具体的には、
宿題はやりたいけど時間がない→
どうして時間がないのか?→寝坊したことときれいに書きたいから
その宿題はきれいに書く必要があるのか一緒に確認→今回の宿題は、きれいに書くことが目的ではなくテストのつもりで問題を解くことだよと伝える。→
書き方がわからないからできない。→例題があるからこれをみてやってみよう。
結果、時間内に終わることができました。
これは我が家の例なので参考にならない面もあるかもしれませんが、
大事なのは、最終目的をクリアするために何を選択して最短で向かっていくかを引き出していくということです。
これは、毎日お子さんの様子を気にかけている親御さんしかできないことだと思います。
親が気にしてないけど子供がこだわっている部分があったり、そんなとこ今やらなくていいじゃん!と思うことも大事にしてあげられるといいですね。
こういった一つ一つの小さな問題をクリアしていくことで子どもたちの中にも、成功体験が増えていき応用することが
できるようになります。お子さんが困っていることがあったら「こうやればいいじゃん!」と思う気持ちは置いておいて
子どもたちが何に不安を抱えているか寄り添ってあげられるといいですね。
最後に
こういった体験を積み重ねていくと自分で考える力や自分を俯瞰する力がついてきます。
我が家の長女も一旦は感情的に怒ったとしても、さっきはこうだったよね。と謝る姿がみられるようになりました。
こんな風に成長していくので手をかけられる部分が少なくなってきてしまって正直寂しいですね。
手がかけられるうちが華ですね。
いつもありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。